稲川なつめ – 鍵を落とす人妻

彼女の細い腰つきから尻にかけての思いがけず大きな骨格と肉付き

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2024年現在は「黒川すみれ」サンとして活躍している、「稲川なつめ」チャンの2013年の作品。

溜池ゴロー先生のヒットシリーズ「鍵を落とす人妻」の中では一番好きな作品。というか稲川なつめチャンが好きなだけなんだけど。

夫婦生活に満たされず、日々悶々としている人妻が隣人の男に一目惚れする。

明るく社交的に振る舞えずに自分を押し殺す毎日を過ごしていた人妻の前に現れた男から発散される筋骨のたくましさや肉体の若々しさを、彼女は直視できない。

男との距離を縮めたい人妻は一計を案じ、部屋の鍵を男の部屋の前に落としておき、男に鍵を届けさせる。

稲川なつめチャンのほっそりとした顔つきが薄幸な女の雰囲気を醸し出してドラマの設定に臨場感を与えている。

二人が浴室でお互いを洗い合い、その後男が人妻の身体をバスタオルで拭くシーンで、彼女の長身で華奢な肢体が露わになる。

彼女の細い腰つきから尻にかけての思いがけず大きな骨格と肉付きにグッとくる。

欲望を持て余していたことがありありと分かる身体つきをしているのだ。

「そんなことがあるわけねえだろ」と思わずにはいられないドラマの設定だが、女性経験、社会経験、人生経験の乏しいAV視聴者（小生のことです）が見ると、

「いつかおれにもこのようなことが起こらないものかな」と、いともたやすく感情移入してしまい、怒張した肉棒をひとり寂しく握りしめるのだ。